森の豊かさを守ろう!竹からできたEcoffee Cup/エコフィーカップ!

森林破壊

その名の通りエコ!Ecoffee Cup/エコフィーカップ!

お洒落!Ecoffee Cup/エコフィーカップ!

https://ecoffeecup.jp/

いわゆる「映え」「エモい」なカップ。
EcoffeeCup エコフィーカップ
ホルダーも心くすぐるカラフルカラーで熱いコーヒーを入れてもすぐ持ち運べる。
Instagramでちょこちょこ見かけるそのお洒落なカップの名前は「Ecoffee Cup」
毎年1000億個ものコーヒーカップが捨てられると言われている中で、「コーヒー愛好者ととして何かできないかな」という思いから、その繰り返し使えるコーヒーカップは誕生しました。
何度も愛用カップとして使える上に、フタやホルダーはシリコンでできていますが、カップ本体は土の中で分解可能なバンブーファイバー(竹の繊維)、コーンスターチ、アミノ酸由来の樹脂などから出来ています。
EcoffeeCupでは、化学処理を行わず、持続可能に管理されている竹林の竹の繊維を使用しています。

竹ってすごいんです!

竹藪 竹林 バンブー
木の育成には数十年という長い長い年月がかかります。
竹林をみたことがある人はわかりやすいと思いますが、竹は物凄い勢いで成長します。
その成長速度は3〜5年で成竹になるという、木の10倍ものスピードです。
さらに、地下茎から次々と芽が出て来るため、採りすぎることもありません。
化学肥料も必要ありません。
手をかけずにすくすく自然に上へと育ってくれます。
さらに強度も高く、適切な表面処理によって水にも強くなり割れにくくなるため、耐久性を求められる長く・繰り返し使う製品にぴったりな素材なのです。

竹林は放置されがち??

長く使うものにぴったりな素材の竹。
ですが、そのあまりに強い根を張る力から、他の植物が生えにくく、竹しか生えないという環境になっていきます。
また、地下茎が枯れた際には、土砂崩れの危険性が高まってしまいます。
実際に放置された竹林では被害が起こったという報告もあります。
さらに、水源かん養や生物多様性にも関わっていきます。
河川
竹林はきちんとした生産管理ができなければ、植生も生物も、森の豊かさを失いかねないのです。
つまり、竹林は放置するでのはなく、人の手によって管理することがとても重要なのです。
環境保護を考え、森の豊かさに焦点を当てたエシカルなEcoffee Cupは持続可能に管理・生産されている竹林の竹を使用しています。
Ecoffee Cupでコーヒーを飲むということは、結果的として、私たちができる森の豊かさを守る行動なのです。

森の豊かさを守るために

日本における森林破壊の現状とは??

日本において、森林は国土の約7割を占めています。
実は日本では減った自然森林を人工森林が補充していることもあり、ここ50年ほど森林面積はほぼ横ばいであるとのデータがあります。
これは喜ばしいことだと思われる反面、日本の国産木材をうまく使えず、安い外材に頼ってしまっているという現状があります。
つまり、世界の森林を減らしてしまっている、世界の森林破壊の遠因となってしまっているのです。
逆に言えば、日本が国産の木材を上手に活用できるようになれば、それだけ世界の森の豊かさを守ることに繋がるのです。
だからこそ今、日本の林業界ではその担い手の不足が大きな課題となっています。

林業界のサスティナブル

林業というのは、その性質上、とても長い時間を有する継続性が必要な事業です。
北海道には、その森林の循環の中で、製材において不要になる枝や葉までも使い切る、題して「ゼロエミッション」を実践している地域があります。
林業は山奥へ入り、作業して、戻ってきて…と運搬に膨大なエネルギーがかかります。
それを抑え、さらに持続的に林業を行っていくための、その土地に合わせた作業道づくりの研究が進められています。
林業リーダーと事業開発経験者をマッチングし、林業に特化した新たな事業開発を進めるプログラムもあります。
未来に向けて、持続可能な環境保全のために、そしてそのための事業が今後も持続可能であり続けられるために、林業界で新たなサスティナブルスタイルが誕生しつつあります。
余談ですが、昔からそこに流れる川の水流を利用して、下流の地域へ運搬する手法を取っている地域もあります。
脈々と受け継がれた技法は自然と共存する、実はサスティナブルな方法の一つなのかもしれません。

できることから少しずつ

デスクワーク ノマドワーカー
私たちが直接植林したり、間伐したり、木材チップをリサイクルしたり…ということはほぼありませんが、選ぶことができます。
商品自体を選ぶこと。
FSC認証マークやリサイクルマークがついているものを選ぶこと。
「捨てる」ではなく「捨てない」「繰り返し使う」という選択を選ぶこと。
もちろん、今の私たちの生活全てを一気に「捨てない」チョイスをするのは、ほぼ不可能でしょう。
だからこそ、私たちにできること、ストレスにならない程度に少しずつできることをしていく必要があります。
地球のためにもなると思えば、お気に入りのカップで飲むコーヒーはより美味しく感じられるかもしれませんね。

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