マイナスからプラスへ!RAREFORM/レアフォームから学ぶアップサイクルとSDGs!

SDGs

カルフォルニア発!唯一無二のサスティナブルバック「RAREFORM/レアフォーム」

カリフォルニアには、RAREFORMという唯一無二のデザインが目を引くバックブランドがあります。
それもそのはず、そのデザインは道歩く人をハッと引き込む屋外広告のデザインだからなのです。

https://rareform.jp/

ビルボードのデザインをオシャンなバックへ!

高速道路を走っていると何度も目にする屋外広告。
RAREFORMは、その役目を終えたビルボードをアップサイクルでバックへ変身させます。
世界中から集められたそれらは同じものはなく、オリジナルのバックの誕生です。
バックだけではありません。
看板はペンケースも、リュックサック、アイフォンケースにも生まれ変わるのです。

膨大な量!!

世界中から集められるので、RAREFORMへと送られるそのビルボードは大量になります。
バックへと変貌を遂げる看板…その量なんと毎月約20t以上!
累計は…565891ポンド、つまり256.68t。(2021.02.07時点)
本来役割を終えて廃棄されるはずだった250t以上もの看板が、もう一度バックという新しい価値を持った製品へ生まれ変わったのです。

目を引くだけじゃない!価値あるとっておきの製品に

雨に晒される看板の素材はビニール。
それを利用しているので、軽くて耐久性があって、防水も叶えてくれるバックになります。
このようにリサイクルし、【元の廃棄されるはずだった素材に工夫を凝らしそのものの持つ良さを引き出しながら、価値あるものがつくられ、再び提供されるようになる】
これを「アップサイクル」と言い、その需要と供給は増えつつあります。

アップサイクルの基本と代表例

アップサイクルとリサイクル・リユース

リユースはモノを大切に捨てない、繰り返し使うということです。
脱プラなど、ゴミを捨てない・ゴミとなる量を減らすための手段です。
リサイクルは再循環。
ごみとなるものをもう一度資源に戻したりすることで、再び利用できるようにすることです。
リユースとリサイクルが同じレールをぐるぐる巡るものだとしたら、アップサイクルは別の道を切り拓くものと捉えることができます。
アップサイクルのアップは、本来廃棄される素材がそのまま同じものにリサイクルされるなどではなく、その素材を活かして何らかの性能や価値・需要が上がるという意味のアップ。
戻す(Re)ではなく再構築(Up)する循環(Cycle)です。

SDGsとアップサイクル

アップサイクルはSDGsの目標12「つくる責任つかう責任」達成に向けた一つの手段でもあります。
それだけではありません。
ものによっては「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさを守ろう」
…多くの目標に跨がる選択の一つです。
例えば、食品関係においては、規格外となり販売できなくなった食材をアイスクリームやドレッシングにすることでゴミを出さず新たな形で販売しています。
他にも、廃棄農作物でクレヨンの製作を行っている企業も。
元々が農作物である故に、口に入れても安全でどんな人にも使えるものに生まれ変わっています。

世界ではこんなアップルサイクルが!

ポーランドにあるLooptworks/ループトワークス社では、NBAのジャージをアップサイクルしバックを製造しています。
スポーツチームのジャージは、プレイヤーの引退や移籍に伴い販売できなくなる場合があります。
それはつまり、場合によっては大量の在庫が余ってしまうということです。
そんなジャージを分解し、バックや枕などに変える事で、ファンは再び新たな形でそのチーム・プレイヤーのグッズを身に纏うことができるのです。

https://www.looptworks.com/collections/nba

スイスにあるFREITAG/フライターグ社はトラックの幌/ほろ(荷台に被せる主に緑色のシートのようなもの)やシートベルト、タイヤチューブ等からバックを製造しています。
トラックは猛暑でも雪でも砂埃が舞っていようが、台風で雨が吹き付けようが、日々走っています。
そんなトラックの荷物を囲うのに使われる幌/ほろは、耐久性・撥水性に優れているので、それから作られるバックも同じく高い耐久性と撥水性を誇ります。
FREITAG社は1993年に設立されて以来、アップサイクルの第一人者として新たな価値を持った製品をつくり続けています。

https://www.freitag.ch/ja/about

日本のアップサイクル!

日本でもユニークなアップサイクルが行われています。
こんにゃくセラミド健美肌プロジェクトは、こんにゃくを作る過程で取り除かれる「飛び粉」に含まれるこんにゃくセラミドに注目して、美肌を目指すものです。

こんにゃくをつくる際、こんにゃく芋の93%程度が荒粉・精粉に加工され、この荒粉から40%前後飛び粉が副生するといわれています。
この飛び粉には食物繊維も含まれるのですが、刺激臭・えぐみのために食用にするのは難しいと考えられ、廃棄されてきました。
この飛び粉からセラミドとして抽出し、おやつにして口からセラミドを摂取することで、全身の肌のバリア機能を強化できるという実証を得られたのです。
本来廃棄せざるを得なかった飛び粉が美へ導くものとして生まれ変わったのです。

https://konjacceramide-pj.jp/contents/416/

ビビットでどこかノスタルジーな、洗練されたドレスやスカート、ジャケット。
MUSKAAN/ムスカーンでは、タンスに眠った正絹着物という使われなくなった素材を、普段使いしやすいジャンパーやスカートといった形に再度仕立て上げました。
ポケットをつけたり、ファスナーをつけたり…
中には日本三大紬が一つ大島紬をアップサイクルしたものもあります。

https://www.muskaan.jp/

「SDGsを達成するために」「エシカルな選択として」だけでなく、その製品自体に魅力溢れるアップサイクル製品が多数あります。
今度、ますますアップサイクル製品は増えていくことでしょう。
その中で、自分のライフスタイル・好みにあったアップサイクル製品が見つかるに違いありません。

一歩先のサスティナブルライフスタイルをお届けします。

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