SDGsとサスティナブル

SDGs

SDGsとは??

ニュースでよく耳にする言葉「持続可能な」「サスティナブルな」


SDGsとはエスディージーズと読み「Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
以前、「3つのRを守ろう!リデュースリユースリサイクル♪」という耳に残るキャッチーなCMがあったことを覚えている方もいらっしゃると思います。
20世紀後半から少しずつ高まった、ただひたすら開発するだけでなく、環境や他の国・地球にも目を向けようという機運。
1960年代には、国家が主体となって、まずは途上国の発展に向けて動き始めました。
2000年に入ると、各国が途上国発展のための支援と共に、より安全で豊かな世界づくりを目指し目標を立てました。
その結果、世界における飢餓人口の割合の半減・新規HIV感染者数の減少等を達成しました。
それでは現在、何が課題でどんな目標が建てられているでしょうか?
それこそが、「SDGs(持続可能な開発目標)」です。

SDGsのSはサスティナブル!

産業革命以降、開発や人口の増加も合間ってCO2の排出量が急増し、地球温暖化が深刻化していることは、もはや言うまでもありません。
2015年、国連サミットにおいて全会一致で採択されたSDGs。
【自然と調和しながら人も動物も種別を超えて、世界中の誰もが平等に幸せを享受できる世界となり、この先の未来もずっと在り続けられる】
そんな地球を守っていこう、誰1人取り残すことなくみんなで達成しよう、という目標です。
SDGsの定める目標期間は2030年。
未来への目標を達成するために2030年までにどんな行動をしていくか、17の目標と169のターゲットが示されています。

3つの側面【社会・経済・環境】

SDGsの前身で2015年までの目標として定められていたMDGs(ミレニアム開発目標)との大きな違いが、SDGsで叫ばれる「地球上の誰1人として取り残さない」という部分です。
SDGsは、MDGsで達成しきれなかった目標も踏まえ、
社会・経済・環境、この3つの側面全てに対して、先進国・途上国という区切ではなく、地球上の一人一人が思いやり考え行動すべき目標です。
開発のために途上国の発展に力を注ぐために先進国同士が手を組みましょう
ではなく、
「持続可能な地球が在り続ける」という目標に対して、各国のパートナーシップを繋ぎあい達成しようという姿勢…
つまり、SDGsではパートナーシップは目的ではなく手段として認識されている、とも云えるでしょう。

企業とSDGS

CSRと何が違うの?


CSRとは、「Corporate Social Responsibility(企業の社会的責任)」のことです。
企業が存在し続ける以上、ただ利益を追求するだけでなく、企業としてその地域や社会のためになること行う責任がある、というものです。
「社会的にいいことを行っていこう」と考えると分かりやすいかもしれません。
その企業のイメージアップや信頼に繋がる、プラスαの対応…植林や体験・イベントにおける事業体験などが当てはまります。
CSRが「企業→ステークホルダー(利益不利益を被る人・もの)」に対する取り組みであるのに対して、
SDGsは「企業(人)→人・社会・環境etc.」世界・地球規模の問題の目標に向けて自社の事業を活かして達成に繋げよう、という考えです。
SDGsはCSRと全く違うものではなく、CSRはSDGsの一部と言えるでしょう。

ESGって何ぞや??

SDGsを調べると所々でESGという言葉を目にするかもしれません。
ESGは環境・社会・ガバナンス「Environment・Social・Governance(=企業統治)」の頭文字をとった判断基準・価値観です。
環境に対する取り組みや働き方改革、そして自社での判断というCSRよりさらに戦略的な目線を指します。
ESGの観点を持った取り組みを挙げると、結果としてSDGsに向けた企業の取り組みであることがしばしばあります。
ESGは企業の視点であり、SDGsはそれさえも包括する私たち一人一人の目線であり、みんなで目指すべき目標なのです。

業種別のSDGsに向けた取り組み

日本の企業のホームページにも「SDGs」に関するページが追加されつつあります。
例えば、金融関係での取り組みの一つとして、化石燃料など特定のESG基準を満たさない業界や、関連する企業などを投資対象から除外する「ネガティブ・スクリーニング」といったESG投資を行うよう求めています。
食品業界では、世界で年間13億tにも上ると言われる食品ロスに対して、ロスが発生しそうな飲食店とそれを食べたい人を結ぶサービスの展開が始まっています。
物流業界では社用車のハイブリッドカーの導入や介護タクシー事業をスタートさせ、地域の人々の暮らしを取り残すことなく支えています。
他にも、新たなエコな製品の研究が進められたり、いろんな人が働きやすい生きやすい環境を整えたりなど、各業界で様々な取り組みが行われています。

個人でできる?SDGs


企業ではその資金力故に、投資であったり設備を変えたり、そういった形でもSDGsに向けた取り組みを行うことができます。
私たち一人一人個人でできるSDGs達成に向けた取り組みはあるのでしょうか?
レジ袋の有料化?
新しくエコバックを買う?
野菜の切り屑などを庭に埋めて堆肥にする?
これは、できる人は限られているかもしれませんね。
SDGsの目標12「持続可能な生産消費形態を確保する」
つまりは、「つくる責任・つかう責任」
この目標が、一番多くの人にとって身近で、今からでも達成するための行動ができる目標でしょう。
つかう責任として、まず食べ残しをしない。
最後まで使う。そもそも論として必要以上にものを買わない。
フェアトレードマークやFSC認証のついているものを選んでみる。
電気などを点けっぱなしにしない。
ゴミの分別をちゃんとする。

今すぐにでもできることを並べてみました。
人によっては当たり前のこととして普段から行っていることでしょう。
普段買うもののチョイスを「サスティナブル」「エシカル」「SDGs」を謳っているものを選んでみるのもいいかもしれません。
この目標12の8つ目のターゲットは
【[目標12の8] 2030年までに、あらゆる場所の人々が持続可能な開発および自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つ】
です。
SDGsのゴールとして定められている2030年は地球規模で考えると僅かな期間です。
私たちには何がサスティナブルに繋がるのかを見極め、一消費者としての「つかう責任」を持った行動が求められています。

関連記事

特集記事

TOP