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有機ベトナム茶ブランド[Simple Tea Life/シンプルティーライフ]のフェアトレード
今回は、日本では珍しいベトナム茶を取り扱っている、有機ベトナム茶ブランド[Simple Tea Life]について、お話ししていきます。
[Simple Tea Life]は、トレーサビリティの重要性から、中間業者を挟むことなく、年に数回ベトナムの北部に位置するハザン省を訪れ、茶農家から直接お茶を仕入れているそうです。
今まではベトナムのみでお茶の販売・イベントをしていたそうですが、この度、フェアトレードとして日本でのお茶の予約販売の開始を予定しているとのことです。
Simple Tea Lifeの広報の方から活動内容含むベトナム茶に関する文章を頂きましたので紹介させていただきます。
私たちは毎日の購買活動を通じて、特定の企業やコミュニティの活動をサポートしています。
どのような商品を選んで使うのかは現代を生きる社会人としての責任だと感じます。
今回は毎日何気なく飲んでいるお茶についてのお話です。
一般的にお茶の木といえば腰丈程の茶農園の木をイメージするのではないでしょうか。
実は世界には山奥深くに生えている野生の木からお茶が作れる場所があるのです。
ベトナムの首都ハノイから車で8時間ほど北上、中国との国境付近の山奥には少数民族が住む小さい村があります。
澄んだ空気と美しい山々に囲まれるその村から車と徒歩で2時間ほどの山の頂上付近に、数百年前から根を張るお茶の木が生えています。このような野生の茶の木は世界的にも非常に希少です。大地のミネラルをたっぷり吸収した野生の茶の木から作られるお茶は栄養価も高く、味は繊細ながらも奥深く、何杯飲んでも最後まで豊かな味わいを感じられます。
これらの茶の木から作られるお茶の品質は世界的にも高く評価されているにも関わらず、ベトナムでは非常に安価に取引されてしまっています。
ベトナム国内ではその価値が正しく理解されていないために、良質のお茶の多くは中国や台湾で買い占められ、相場より安い値段で買われてしまっているのです。
茶農家の生活は非常に困窮し、薄利のために次世代への継承が難しく、後継者不足に悩まされています。なかには茶産業から撤退し、他農産物へ切り替えようとする農家もおり、野生の茶の木から作られるお茶の存続自体が危ぶまれます。これらの課題を顕在化させ、ハザン省で茶産業がサステイナブルに発展できるようにする活動をベトナム国内で昨年から行っているベトナム茶ブランドがSimple Tea Life。
日本人が創業のブランドで、今年は日本にも進出予定。日本でもお茶の予約購入が可能になります。
Simple Tea Lifeは、フェアトレードの一環として、お茶を適正価格で買い取ることで茶農家の生活を安定させ、またお客さまの声を農家に届けることでモチベーションアップも図っていこうとしています。
そんなハザン省のベトナム茶を中心に販売、またワークショップやお稽古などを通じてお茶の価値やベトナム茶の現状を多くの方に伝える活動をベトナムで行っていくなか、ベトナムには日本人のお客様も多くいらっしゃり、日本の方に現状をお伝えするのも大切な活動だと感じ、今年は日本にも活動の幅を広げ事になったそうです。
海外のお茶にも、興味・関心ございましたら、随時最新情報を更新している、Simple Tea Lifeの公式Instagramをご確認・お問い合わせください。
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