【手作り・かわいい・センスいい】エシカルなハンドメイドのフェアトレードバック!!「Sulci/スルシィ」

SDGs

フィリピンからお届け!お洒落な手編みバック「Sulci/スルシィ」

ビーズや柄、様々なサイズや形の魅力的なバックが並ぶ「Sulci」

https://www.sulci.co.jp/

自然素材の持つ柔らかさと技巧を凝らしたデザインが目をひきます。
制作しているのは、フィリピンはセブ島の女性たち。
このSulciを紹介しながら、一歩先のフェアトレード商品について考えていきます。
手編みのハンドメイド製品

Sulciのバックは高級ブランドも注目のラフィア(パームツリー)糸でできています!

夏のおしゃれの定番の一つと言えば、カゴバック。
ハイブランドなカゴバックの素材として人気なのが、ラフィア椰子からできる「ラフィア(パームツリー)」
軽くて耐久性と柔軟性に富む上に、通気性も良いという、とんとん拍子に良いところ揃いな素材です。
ラフィアができるまでは、全て手作業で、裂いて干してつないで巻いて…糸にしていきます。

バックやコサージュ、あみぐるみまで!

バックはもちろん、他にも魅力的な編んで作られた製品が並んでいます。
夏の服のアクセントとして大活躍しそうなコサージュ、自然素材の良さが詰まった抱き心地の優しいあみぐるみ、そしてちょこんと目を引くブローチ。
そしてこのブローチは、1 Hook × 1 Book for 1 library というプロジェクトの一環として、その売り上げの半分が図書館を建設する資金となります。
1本の「かぎ針」から1冊の「本を」!
Sulciは地域に根差し教育機会のきっかけの一つとなる一歩先のフェアトレードを実践しています。

目指す姿を体現!一歩先のフェアトレード

誰もが学べるように

手編みのバッグ
「1本のカギ針でフィリピンの女性たちの未来を切り拓く!」
Sulciではこのコンセプトの元、技術を広めてフィリピン女性の経済的サポートをしています。
刑務所に収監されている女性たちにも技術を伝えています。
出所後にSulciで働けるほどの技術、そして賃金を提供しているのです。
この工賃はお子さんへの学用品代として送られることがほとんどだといいます。
Sulciはどんなフィリピン人女性に対しても、経済的自立のためのシステムが構築されています。
このフェアトレードシステムは技術によるものだけではありません。
2014年から、編み子さん一人一人が自分でデザインし製作したバックのコンペティション(デザインの競技会)も年に一度開催されるなど、デザイナーとしての育成にも力が注がれています。

素材ラフィアの製造へも継続的な支援

Sulciが継続的な支援を行うのは、編み子さんのフィリピン人女性だけではありません。
その素材となるラフィア糸も購入するため、ラフィア椰子から糸にする人へも結果として継続的な経済支援を行っています。
本来、ラフィア椰子は何もしなければ枯れてそのまま土に還ります。
そこに糸という価値を与え、そして雇用が生まれる。さらにその糸から新たなバックが生まれる。
アップサイクルの構造がそこにはあります。

フェアトレードとは??

フェアトレードは公平公正な取引のことです。
そしてそれは、ゆくゆくは不利な立場にあった人たちのみで事業が成り立ち貧困から脱却できる状況になることを目指しています。
継続的な支援はもとより、自分たちで事業が成り立つシステムの構築が必要不可欠です。
手編み

フェアトレード商品を選ぶときの+α

フェアトレードと一概に言っても、その内容、その支援の仕方は様々です。
その言葉通り、公平に取引をするもの。
10の規約や国際フェアトレード基準を準じたもの。
フェアトレードという基準の上で、その地域の子どものことまで考えているもの。自立までのシステムがすでに構築されているもの。構築中のもの。
もちろん、フェアトレード商品を買うことはSDGsに繋がる良いことであるのに間違いありません。
その先、その商品を買うことが何に繋がるのか。
そこまで調べたり考えたりすることは、私たちができるよりサスティナブルでエシカルな行動と言えるのではないでしょうか。
フェアトレード商品を選ぶとき、プラスαとして何に繋がるか、考えていきたいですね。

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