おしゃれでかわいいエシカルバック Mashu/マシュー

SDGs

おしゃれでかわいいエシカルバック「Mashu/マシュー」

2017年に設立されたロンドン発バックブランド「Mashu/マシュー」

持つだけでクッと背筋を伸ばしたくなるような、知性と上品さを醸し出すバッグシリーズ、Daphne/ダフネ、実用性と持つだけでグッとお洒落度がUPするデザイン性を兼ね備えたバケツバッグのAnais/アナイス
など、魅力的なバックが並ぶブランドMashu。

https://mashu.co.uk/

アニマルフリーでエシカルな高級アクセサリーとハンドバッグを展開しています。

アニマルフリーでエシカルなハンドバッグ

PINATEX/ピニャテックス:パイナップルの葉からつくられる素材

パイナップル産業は、世界中で毎年4万トンの廃棄パイナップルの葉を生産しており、通常は腐敗したり燃やされたりします。
この本来なら廃棄されるものからつくられたのがPINATEX/ピニャテックスというファッション素材です。
季節ごとの収穫に依存している農業コミュニティに新しい収入源をも生みました。

海辺のハンドバッグ

Vegan Leather/ビーガンレザー

ビーガン ロゴ

天然資源への依存を最小限に抑えた効率的な製造プロセスを用いて、水性PU(ポリウレタン表面)からつくられるマシューのビーガンレザー。
溶剤の99%以上が、製造プロセス中にリサイクルされるのです。
VOC/PVCフリーで安全。

DINAMICA/ダイナミカでCO2を80%削減!!

日本で生まれた素材も使われています。
それが旭化成が開発したダイナミカ(Dinamica®)です。

https://asahi-kasei-mobility.com/products/dinamica/

ポリエステル繊維(Tシャツ、繊維など)とPET(ボトル、プラスチックなど)に由来するリサイクルポリエステルから生成されます。
ポリエステルのリサイクルは、従来のガソリンベースのポリエステル製造プロセスと比較して、エネルギー消費と大気中へのCO2排出量を削減すると云われています。
その量なんと80%。
Mashuでは主に裏地に使われています。

アニマルフリーな水色のハンドバッグ

見再利用の木材でオリジナル取手

Mashuのバックの魅力の一つが取手。
さまざまな家具工場と協力して、木製の端材を収集し、地元の木材職人と一緒に希望のハンドルをつくりあげます。
こうすることで、廃棄物を最小限に抑えています。
新しい木材を使用せず、木材は決して同一ではない天然素材のユニークで特別な取手になります。

パッケージもサスティナブル

Mashuの発送で使われる包装はFSC認証を受けたものを使用しています。
少なくとも90%がリサイクル材料から作られ、さらにそのパッケージ自体も完全にリサイクルできます。
可能な場合は、出荷時にパッケージを最小限に抑え、使い捨てのバージンプラスチックを使用しないように依頼することも。
100%プラスチックを含まない配送を受け取る方法に引き続き取り組んでいるのです。

ライフサイクルアセスメントとは?

LCAとはまるごとひっくるめた捉え方!

LCA(ライフサイクルアセスメント)という考え方があります。
これは、「製造過程」「配送」と個別にみるのではなく、「原材料の調達〜配送、そしてその後」までを一つのサービス、どれくらい環境に負荷を与えているかを評価するものです。
Mashuでは、「PINATEXetc.原材料の調達」から始まり「リサイクル可能な包装」まで、環境のことを考えているのがわかります。

リサイクルの構図

LCAの視点をもって判断するのが大切!

サスティナブル・SDGsを謳っている製品やリサイクル用品すべてが環境にとって良いとは一概に言えないのです。
それはこのLCAの観点からみると少し違っている場合があることによります。
つまり、リサイクル品へ加工する過程でたくさんのエネルギーを使っていたりCO2を排出したりしていた場合、結果的に却って環境に悪影響を及ぼす場合もあるということです。

常に、というのは難しいかもしれませんが、一歩立ち止まってそれが本当に環境にとって良いことなのかどうか、全体の流れをみてから判断していきたいですね。

モノから考える、ひとつ先のサステナブルライフのヒントをこれからもお届けします。

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